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竹あかり灯るゲストハウスが
2021年夏、熊本に誕生します

いつもCHIKAKENを応援してくださっているみなさまへ

このたびCHIKAKENは、2021年6月ごろより僕たちの拠点を置く熊本にて新しく「竹あかり×熊本」をテーマとしたゲストハウス【月が綺麗ですね】をはじめることにしました。まだまだコロナの影響が残るこのご時世になぜはじめるのか、またなぜ「竹あかり演出」を続けてきた僕らがゲストハウスを始めようと思ったのか。みなさまにその想いをお伝えできたらと思っています。少し長くなりますがよろしければお付き合いください。

– Contents  –

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“まちの価値をつくる”
― 僕たちの「竹あかり」と「まつり型まちづくり」 ―

僕たち池田親生(ちか)と三城賢士(けん)は、2007年よりCHIKAKENとして共に師事した内丸惠一先生の提唱する「竹あかり」を通じた「まつり型まちづくり」に竹あかり演出家として熊本を拠点に全国各地で取り組んできました。

「竹あかり」は、その土地その土地にいる「人と人・人とまち・人と自然」をつなぎ、その土地にしかない“風景”と“物語”を創る力を持っています。僕たちはそんな「竹あかり」が一過性の事業として消費されるのではなく、新たな日本の”文化”として受け継がれることを目指して「竹あかり演出」のみならず、まちの人たちを巻き込んだワークショップの企画・実施や、竹林整備のお手伝いなど幅広く全国を周りながら活動を行ってきました。

そしてそれぞれのまちではじまった「竹あかり」のまつりは、僕たちの手を離れ、そこに住む人たちの手で育ち、ますます広がりを見せてくれています。これは「竹あかり」が「文化」になっていくことを願う僕らにとって本当に嬉しいことだと思っています。

“まちの価値をまもる”
― 2016年熊本地震、2020年熊本水害を超えて ―

「竹あかり」での空間演出やまちづくりに関わる活動以外に、僕たちが精力的に取り組んできた活動のひとつに「熊本支援チーム」を通しての僕らのまち・熊本における災害支援活動があります。

この活動に対しては頭で何か考えたわけではなく、内側から突き動かされるようにただただ困っている人たちのために自分たちができることを、仲間を集めて行ってきただけでした。ですが、後から思い返せば、これは僕たちがずっと「竹あかり」を通じてみんなと一緒に創り上げてきた“まちの価値”を失わせたくない、守りたい、という気持ちからだったのかもしれません。

僕たちのまち熊本は、2016年には熊本震災、そして2020年には前代未聞のコロナ禍における水害の発生という厳しい状況に見舞われました。特に2020年の熊本水害では外部地域からの応援を呼ぶことができず、地元の人たちだけで乗り越えねばならない災害だったため、さらにあらためて僕たちのまちに住む仲間との結束が深まったようにも思います。

そしてそんな中、あらためて僕たちのまち熊本と、僕らの「竹あかり」について考えた時、こんなことを思うようになりました。

僕たちのふるさと熊本で、
「竹あかり」の可能性をもっと探求したい

全国各地で少しずつ輪が広がってきている「竹あかり」には、僕たちはもっともっと大きな可能性があると思っています。「竹あかり」は人と人、人とまち、人と自然を繋ぎ、僕らの心にあかりを灯してくれるだけでなく、さらにもっとさまざまな価値が生まれていくはず。

ただ一方で、そのほとんどはイベントのように一回で終わってしまうものであったり、僕たちの手を離れてしまっているものが多く、それを嬉しいと感じる一方で、自分たちの手で育て、伝えていくという実感があまり持てない部分もありました。

「僕たち自身が発信し続けられる場所、『竹あかり』の魅力を探求し続けられる場所があったら、もっと『竹あかり』の可能性を広げられるんじゃないか?僕たちはもっと熊本でできることがあるんじゃないか?」

そんな風に考えるようになっていた時、今回僕たちが運営していくゲストハウスの前身であるじゃけんさんの「阿蘇び心」が売りに出されているのを見つけ、

「これだ!」

そう思いました。

“人の集う場づくり”への再挑戦
― アップフィールドと河原町の廃墟ホテル化プロジェクト ―

“ゲストハウスの運営を始める” と聞いたら、ほとんどの方は「なぜわざわざコロナ禍に宿泊施設の運営に新たに手を出すんだ?」と疑問に思うかもしれません。でも僕たちにとってはこれは今だからこそ手に入れることができた、”人の集う場づくり”への再挑戦の切符なんだと思っています。

https://www.makuake.com/project/kawaramachihotel/

おそらくこれをご覧いただいている皆様の中には、このプロジェクトに見覚えのある方も少なくないのではと思います。2016年に実施した、熊本の河原町にある「河原町繊維問屋街」にある廃墟をホテル化し、日本中、世界中のクリエイティブな人が集まるイノベーションの生まれる場を作ろうとしたプロジェクト。たくさんの応援の声や支援も届きましたが、残念ながら直後に発生した河原町の火事、そして熊本地震の影響により、やむなくプロジェクトから撤退しなければならなくなった過去があります。

僕たちはこの時、僕たちの熊本でのネットワークを作り上げてくれた原点でもある「アップフィールド」のような、仕事も年齢も立場も異なる様々な人が自由に行き交い、酒をかわし、肩を並べて熊本のそして日本の未来を語り合えるそんな場をかならずまた作り、ゲストハウスも作ります!とお伝えしていました。

そして、それが今だ!と思い、すぐにじゃけんさんにコンタクトを取り、ゲストハウスの運営を任せていただけることとなりました。

CHIKAKEN 竹あかりゲストハウス「月が綺麗ですね」

文豪夏目漱石は、29歳から4年3ヶ月、熊本で暮らしていました。夏目漱石の有名な逸話の一つに、英語教師をしていた頃、「I love you」を「我君を愛す」と翻訳した教え子に対し、「日本人はそんなことは言わない。月が綺麗ですね、とでも訳しておきなさい」なんて言ったという話があります。

この「月が綺麗ですね」という言葉には、「I love you」のような直接的なメッセージではなく、ふたりが寄り添い、綺麗な月を介して相手の心に気持ちを届けるという、日本人の“奥ゆかしさ”や日本人ならではの情緒を感じ、この言葉を僕たちの新しいゲストハウスの名前に決めました。

この場所を通して、熊本でまたそこに集うあらたな素晴らしい仲間たち、熊本へ足を運んでくださる国内外のお客様たちとともに、熊本の、また「竹あかり」の新しいカルチャーを生み出していけたらと願っています。

オープンはもう少し先になりますが、全力でただいま準備を進めておりますので、これからもぜひ見守っていただけたらと思います。長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました!これからもよろしくお願いいたします。

池田親生・三城賢士

【「月が綺麗ですね」オープンへ寄せて】
女将 春菜

このゲストハウスの女将を務めます春菜です。

私がCHIKAKENの2人と出会ったのは9年前。初めて熊本を代表する竹あかりのお祭り“みずあかり”のイベントを観に行った後、偶然にもそのお祭りに携わっているという “CHIKAKEN”に出会いました。

当時 社会人1年目だった私は、なかなか会社の組織にも人にも馴染めず、仕事も失敗ばかり。早く”ちゃんとした社会人にならなきゃ”と必死になっていました。

そんな時出会ったCHIKAKENや一緒に活動するまわりの大人たちがわくわくしながら『世の中を面白くしていく』ということに全力で向き合っているそんな姿に、社会人という立場での社会へ関わる楽しさをたくさん教えてもらいました。

そして、いつしかそんなCHIKAKENのファンになり、休日や有休をとってはCHIKAKENの活動に率先してボランティアで携わってきました。そしてついにこの竹あかりゲストハウス「月が綺麗ですね」のオープンへ向け、自分の仕事を辞め、彼らと一緒に全力でこの事業を盛り上げていくことを心に決め、今ここにいます。

とはいえ、今回 長年勤めてきた仕事を辞めること、ましてやコロナ渦で環境を変えることは、今までなかなか人生を変えるほどの新しい世界に踏み出す勇気のなかった私にとっては”やってみたい”という気持ちで簡単に決断できることではありませんでした。

でもどんな状況でも自分たちの想いにまっすぐに世の中で先陣をきってアクションを起こす。

これまでもそんなCHIKAKENの想いや行動に私自身が心を動かされ、勇気づけられてきたことに気づきました。だからこそ今このタイミングで仲間に入り、一緒にそんな挑戦をして行くのではと。そして昨夏からの人吉での水害ボランティア〈熊本支援チーム〉での出会いの中で教えてもらった “挑戦する人生の楽しさや面白さ”。そんな出来事が今回、私の背中を押してくれました。

周りからの心配や反対もある中で ”自分はどうしたいのか” 恥ずかしくも人生で初めてそんなシンプルな自分の想いにそって決断したこの挑戦に実は今でもドキドキしています。

でもオープンに向けてCHIKAKENの2人と少しずつ宿をカタチにしていく中で、これからこの場所でどんな出会いがあるのか、どんなストーリーが始まるのか・・・。想像するだけでとってもわくわくしています。

この場所から大好きな熊本の魅力やちかけんの想い、竹あかりの美しさをたくさんの方に届けていけたら、宿という枠を超えていろんな楽しい挑戦をみなさんとしていける拠点のような存在になっていけたらなと思っています。

長くなりましたが、この場所でみなさんとお会いできる日を心から楽しみにしています。

春菜

 【CHIKAKEN へのメッセージ】
阿蘇び心代表 じゃけん(ヨシザワ トシヤス)

三城さん、池田さん(ちかけん)と最初の出会いは確か15年程前、当時ちかけんは大学を卒業した頃でした。初対面は阿蘇の焼き鳥屋で激論を交わした記憶。。。

それから時は過ぎ”ちかけん”はグングン夢に向かって進む活躍を耳にしながら、実際会う事はこの15年の間に池田さんと数回のみ、そして時は過ぎ昨年秋にお二人と再会しました。それは阿蘇び心熊本店の事業譲渡先を探す情報を三城さんが偶然見つけたことに始まり、それからすぐに熊本店にて”ちかけん”に会い、そこから今回の話につながります。

その頃、阿蘇び心として決断を余儀なくされていました。紆余曲折あり熊本店もしくは阿蘇店1店舗のみ運営をしていく、できるなら熊本店のポテンシャルである熊本駅から徒歩圏内に庭と縁側のあるこの建物を活かしてくれる方に引き継ぎたい。お二人に会うのはまさに事業譲渡の情報を流してまもなくのことでした。

ちかけんのお二人、仲間達と会って話し、実感した事はここをちかけん達が運営してくれるなら本当のゲストハウスに成長する姿が見える。それはコロナであってもなんでも関係なくお二人やその仲間に会いにくる目的地になる事、これまでの活動に宿泊が加わると繋がりはより濃くなりきっとOTA必要なく閑散期のない空間が出来る。これは私がやりたくても実現できなかった本当の宿に成長すると実感、沢山いただいた譲渡先問い合わせの中から、今後が一番見える話が出来た”ちかけん”にバトンタッチさせて頂けることになりました。

私は原点回帰。阿蘇へ移住させてもらい20年の節目にこうして阿蘇に専念できる環境を迎え、同じ地域の他の宿と連携して地域全体1つの宿をグランドオープンしました。春以降は”ちかけん”の宿と連携できることを楽しみに、まずは阿蘇の地域宿を予想以上の満足度を提供できる空間作ります。

そして「月が綺麗ですね」から日本各地、世界に熊本の魅力が発信される日を楽しみにしています。

ヨシザワ トシヤス

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